母が脳梗塞で倒れ、回復期に入った頃のことです。
会話はできるようになってきました。
でも、スマホの操作はうまくいきませんでした。
LINEは途中で止まってしまう。
何をしているのか分からなくなる。
そこで私たちは、
スマホを「電話専用機」として使うことにしました。
この記事では、実際にやった設定と、使ってみてどうだったかをまとめます。
なぜスマホを電話専用にしたのか
回復期は、できることが増えていく時期です。
でも同時に、
- 注意が続かない
- 手順が保てない
- 途中で分からなくなる
という状態もありました。
スマホは便利ですが、操作は意外と複雑です。
そこで私たちは、
▶︎「できること」ではなく「確実にできること」を優先する
と決めました。
その結果、
▶︎ 電話に機能を絞る
という選択になりました。
※この判断については、こちらの記事で詳しく書いています
✅ 脳梗塞の回復期、LINEではなく電話に切り替えた理由
実際にやった設定:できるだけシンプルにする
ここからは、実際に行った設定です。
難しい操作は必要ありません。
ロックをなくして、すぐ使えるようにする
まずやったのは、
▶︎ ロック解除をなくすこと
- パスコードなし
- 指紋認証なし
これだけで、「使うまでのハードル」が一気に下がります。
ホーム画面を電話だけにする
次にやったのが、ホーム画面の整理です。
- アプリはほぼ削除
- 電話関連だけ残す
▶︎ 余計なものを見せない
これがかなり重要でした。
ワンタップで電話できるようにする
一番大事なのがここです。
▶︎ ワンタップで電話がかけられる状態にする
- 家族の連絡先をホーム画面に配置
- 押すだけで発信
これで、「どうやってかけるのか分からない」がなくなります。
自動応答+スピーカー設定
さらに、
▶︎ 電話に出る操作も不要にしました
- 一定時間で自動応答
- 最初からスピーカー通話
これで、電話が来ても操作なしで会話できます。
連絡先は最小限にする
もう一つ大事なのが、
▶︎ 連絡先を絞ること
- 家族だけ登録
- それ以外は入れない
これをやっておいたことで、夜中の電話があっても、相手は身内だけで済みました。
実際に使ってみてどうだったか
安心感は大きく変わった
この設定にしてから、
かなり楽になりました。
- すぐ繋がる
- 操作で止まらない
- 説明がいらない
「連絡が取れる」という安心感が大きくなりました。
困ったこともあった|夜中の電話
一方で、困ったこともありました。
それは、
▶︎ 時間に関係なく電話がかかってくること
夜中の3時に電話が鳴ることもありました。
正直、寝不足になる日もありました。
ただ、電話をかけてくるときは、
- 不満がある
- 不安がある
- 気持ちが落ち着かない
そんな時が多かったです。
少し話を聞いてあげると、落ち着いて、そのまま眠ることもありました。
その様子を見て、「今はこの形でいいかもしれない」そう思うようになりました。
この方法が向いている人
次のような状態がある場合は、電話専用機はかなり有効だと思います。
- スマホ操作が途中で止まる
- 同じことを繰り返す
- 注意が続かない
- LINEがうまく使えない
こういった場合、
▶︎ 機能を減らした方がうまくいくことが多いです
実際に使ったもの(参考)
今回使ったのは、
- iPhone(SEサイズ)
- シンプルなケース
- ストラップ付きケース
ポイントは、
⚫︎ 小さくて軽くて持ちやすいこと
⚫︎ 落としても大丈夫なこと
特別な機種でなくても大丈夫です。
「使いやすさ」を優先するのが一番です。
まとめ:スマホは「減らす」と使いやすくなる
スマホは便利ですが、すべての機能が必要とは限りません。
特に脳梗塞の回復期では、
▶︎ 機能を減らした方が使いやすくなる
ことも多いです。
- できることを増やすより
- 確実にできることを残す
その方が、安心して使えると感じました。
